車を査定してもらう時に修理歴、事故歴でウソをつくとどうなる?
車の買取査定をしてもらう時に、高く買い取ってもらいたいために事故歴や修理歴のウソをつく人がいます。
そのようなウソをついて実際に高く買い取ってもらうことはできるのでしょうか。
はじめに結論を言ってしまうと、損したり買取業者と気持ちよく取引できなくなってしまう可能性が高くなってしまうのでやめましょう。
ここではウソをつかない方が良い理由と、逆にウソをついた方が良いことを紹介します。
ウソをつくと訴えられることもある
車の買取業者に査定してもらう時に事故歴や修理歴のウソをついて、バレずに減額されることなく売れてしまったとします。
車の買取業者は買い取った車をオークションに出品します。
車の査定をしてもらう時のように短い点検とは違い、オークションに出品する前にはしっかりと整備されるため、ここでウソをついていたことがバレてしまいます。
バレたときに「瑕疵担保責任」を問われ、ウソをついた人を訴えることができてしまいます。
事故歴、修理歴、車のエンジンなどの調子のような品質に関わるようなところでウソはついてはいけません。
最悪数十万円という賠償金を請求されることもあります。
相手はプロなので、必ずバレてしまいますよ!
逆にウソをついた方が良いこととは?
品質的なことではなく、価格交渉のためにウソをつくことは結構重要だったりします。
よく買取業者が査定前に聞いてくることで、「販売の希望金額はありますか?」と「他にも査定してもらう予定はありますか?」というのがあります。
希望金額は言わない
あなたの売ろうとしている車の査定額の目安を知っておくことは重要なのですが、初めに希望金額を言ってはいけません。
希望金額を言ってしまうと、相手の付けれる限界の額より安く言ってしまった場合はそれ以上値段を上げることができなくなってしまいます。
逆に高すぎる額を言ってしまうと、「この人本当に売る気があるのか?」と思われてしっかりと査定してもらえなくなることもあります。
どちらにせよ良い結果になることはかなり少ないです。
なので希望金額を聞かれた場合は、「1番高く買い取ってくれる業者に売ります。」などと言ってはぐらかしましょう。
他にも査定してもらう予定があるか聞かれた場合
車を高く売る方法として3社以上に必ず査定してもらうことが重要になります。
5社に査定してもらうとして、最後の5社目で「まだ他でも査定してもらう予定はありますか?」と聞かれた場合、「まだ他でも査定してもらいます」と答えましょう。
買取業者に自分の査定が最後だと知られてしまうと、あまり高い査定額を付けてくれなくなることがあります。
まだ後にも査定業者が控えていることを伝えれば、プレッシャーとなり業者の出せるギリギリの査定額を引き出しやすくなります。
査定業者も怪しい人からは買いたくない
品質に関わるウソをついてはいけないことを分かって頂けたと思います。
査定業者はチェックのプロなので、分かりやすいウソなんかを付いてしまうと、「他にもウソをついているんではないか?」と思われて必要以上に細かく見られて減点が増える可能性もあります。
ウソをつくような怪しい人から車を買い取ってしまうと、後から問題が発生してトラブルに発展するのは買取業者も避けたいので、より高く買おうと思ってはもらえません。
高く売るためにはマナーを守り、逆に「車の調子の悪い所は正直に言う」ということが重要になりますよ(^-^)